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非ダンサーが見たD.LEAGUE〜前半戦を終えて〜

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おはこんばんにちは。筆者です。

 

世界初のダンスリーグ、D.LEAGUEの開幕からレギュラーシーズン12試合のうち半分の6試合が終わった。これまで自分は各ラウンド事に記事を書いていたが、どうしても毎回更新しようとなると内容が薄っぺらくなってしまうので、今回はシーズンの折り返しということで前半の総括を個人的に記して行きたいと思う。

 

   そもそも、非ダンサーである自分がD.LEAGUEを観戦しようと思ったのか、このブログを読んでいただければ分かると思うが、LDHアーティストが好きというのは大きなきっかけにある。また、ダンスが義務教育になる前に自分は義務教育課程を修了していたが、中学、高校の時に体育祭でダンスによる応援合戦を経験している。そのため、ダンスを習っていなくともこれまでの人生で接点は沢山あった。ただ、専門的な知識とかは全くないので素人であることには変わりはないのだが。

   では、実際に試合を観戦しての率直な感想だが、正直

とても楽しい。

そもそも、年間で9チーム×12回分のショーケースを見ることができる(しかもほぼ無料)のは単純に興奮する。12回もショーケースを作るのだから、絶対途中で飽きてしまうのではという懸念があったのだが、毎回毎回手を替え品を替え、我々を楽しませているディレクターおよびDリーガーの手腕にはいつも感銘を受けている。さらに、Dリーガー自身の成長も感じ取ることができる。Dリーガーの殆どは10代から20代の若い世代が多いが、筆者は彼らは既に完成されたダンサーであると思っていた。しかし、Roundを経る度にスコアが右肩上がりをしているのを見ていると彼ら自身が成長しているということが分かってくる。どのチームもパフォーマンスを見る度に「これは勝ったでしょう」とさえ思えてくるのだ。

     しかし、観戦しているとどうしても「差が分からない」と感じてしまう。これは自分が素人でもあるので仕方がないのだが、全てのチームのパフォーマンスが同じクオリティであると感じているのでどこで差がついているのかが分からないのだ。これと同じ現象をフィギュアスケートでも感じたことがある。野球やサッカーのように点数を稼ぐスポーツではないので、優劣がどこでついているのかが素人目には分かりづらいという問題がある。これについては副音声やアフタートーク等で解説や実況をつけて欲しいと思った。後は、SPダンサーのスペシャル感が伝わってこないなと思った。ただ、こればかりはチームバランスや日程の都合もあるので難しい面もあるので仕方ないかもしれない。

 

 

D.LEAGUEはダンスのきっかけになり得るか

 

ダンスを知っている人や実際にダンサーである人と、そうでない人との間でダンスに関する認識で大きな差がある、と個人的に考えている。前述の通り自分はダンサーでは無いもののこのようにD.LEAGUEを楽しんでいる。ではそうでない人、つまりは今までの人生でダンスと接点が無かった人達を振り向かせるにはどうするか。ポイントはやはりD.LEAGUE以外での活躍の場だろう。今現在、他のスポーツのハーフタイムショーなどで出演しているが、もっと

色んなメディアに出て知名度をあげることが大切だろう。

後は、ダンスのハードルを下げるということも重要ではないだろうか。シーズンオフにワークショップやレッスンを実施したりすることでダンスに触れ合える機会を増やしていくことで、ダンスひいては踊ることに対する抵抗を無くしていくことも必要になってくる。

  

 

 

Round.7からは後半戦となりJUDGEも4人から8人になる。世界初のプロダンスリーグの最初のシーズンがどのような展開を迎えるか、注目していきたい。