趣味戦線、今日も異常なし。

好きなことを好きと言える。そんな時代に僕ら飾らないで生きている。

【Aqoursファンミ幕張】ライバー拗らせ約3年、初めて現地に行った。

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「ねぇ、それ僕も行きたい」

 

始まりは3年前、とあるカラオケルームでのこと。その年は2015年、ラブライブの劇場版が公開された年だった。その劇場版の前売り券を、買わねばという話を友人がしていたのを聞いたから、云わば連れション感覚でその言葉を言ったのだった。友人は承諾し、その後一緒に買いに行ったのを覚えている。

 

 

公開日当日、一番そわそわしていたのは1番知らなかった筈の自分だった。アニメは何一つ見ず、曲は何一つ聞かずの状態だった。

 

 

そして見た。ラブライブを知った。

 

 

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(ラブライブ!サンシャイン!!第1期のPVの冒頭部分。今思えば、あの日の自分はこの千歌ちゃんと同じような気持ちだったのかもしれない。)

 

 

だが、μ'sを知るのはちょいと遅かった。LVも何一つ行けやしなかった。

 

(今こうやって文字に起こして気づいたのだが、この後悔があるから、自分はAqoursやμ'sのソロ活動を応援していけるのだと思う)

 

 

 

そして、ラブライブに出会ってはや3年。遂に現地に赴くことが出来たのだった。

 

 

さて、今回のファンミin幕張。実のことをいうとまさか、行けるとは思ってもいなかった。というのも、恥ずかしながら「当たるわけないでしょ」と勝手に思ってたからだ。応募してもいないのに。

だから、機材解放席のエントリーがあった時も、「だめもと」と考えていた。

 

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でも、当たった。宝くじに当選した気分だった。当たる可能性はゼロではなかったのだ。

(でも、確率的にFGOの★5を引く確率(無宗教)と同じぐらいだと思う……。)

 

当たる時は当たるし、外れる時は外れる。多分そんな感じ。

 

 

さて、どうしたものか。よし、

 

パーマかけたろ。ネックレス買ったろ。

 

現場に行く時はいつもこんな感じ。身だしなみ大事。そもそも、キャラクターアイテムは恥ずかしくて身に付けられない。

 

そして、当日。

 

駅に着き会場までの道中、チケット飽食民が。初めて見た。女性の方はキャラクターの髪を真似していた。いいなぁ、こういうのは女子の特権だよなぁ。

 

幕張公演はラストというのもあってキャパも全公演最大。なので、たくさんの人がいた。オタクだってひと目でわかる人。普通の服を来ていれば結構かっこいいかもしれない人。ご夫婦と子供で参戦している人もいて驚いた。ラブライバー全員集めたら、都市国家ぐらいできるんじゃないだろうか。

 

開場すると、目の前にプレゼントBOXが。まだ贈ったことは1度もないけど、いつかやってみたい。

 

席はJ列の24番目。最後方。会場の真横。去年の両国公演を思い出す。開演を待ってる間、CMが流れていて既にブレードを振っている人いた。ちなみに自分はブレード買ってない。4500円は手が出なかった。

隣のオタクはいい子かな。なんてことを考えてると、キャストによる場内アナウンスが。やばい。イヤホンやテレビを介して聞こえていた声が耳にダイレクトに来る。そして、舞台が暗転……

 

キャスト登場!

 

やばぃぃぃぃぃ!!

 

動いてる!動いてる!可愛い!可愛い!

 

あぁ、ダメだ。目が足りない!

 

まるで、ショウケースの中の可愛いフィギュアをケース越しに見ているような感覚だった。触れたくても触れられない、そんな感じ。しかも会場の2階からだったので余計小さく見えて尚更。サイリウムも会場の上から見ると綺麗に見えた。スノハレのUOもいつか見てみたいなぁ。そして、歌が終わると周りという周りから飛び交う名前。

 

CHAOS。烏合の衆。

 

ソロだとキャストは1人だけだが、9人もいると名前も9種類飛び交う。曲が終わると恒例のコールアンドレスポンス。あれ、よく返せるよね……。やっぱり恥ずかしさの方が勝つ。

 

そういえば思い出した。高校生の頃、同級生7人ぐらいでカラオケに行ってμ'sの歌を歌っている最中推しキャラの名前を叫ぶなんてことがあった。

「穂乃果ー!」だの

「真姫ちゃーん!」だの

(しかもその内の1人は軽音部でボーカルやってて、叫ぶ時もシャウト気味だったのがめっちゃ面白かった。)

その時も自分は推しキャラの名前を叫ばなかった。なんかやっぱり後ろめたさがあるだろうか。

 

トークショーパート。ニコ生でやっている事を生で見ているような感覚で、何度も笑った。膝めっちゃ打った。特に面白かったのが、なりきりコーナーで、ダイヤさんを他の人がやると、みんなホクロ掻くし、千歌ちゃんをやるとみんな字幕がひらがなになりそうだった。

「ちかっちってよんでね!」

今回、新しく発見したのが"声"だ。「あっ、この人普段はキャラクターより声低いんだ。」「こんな声も出せるのか」とか。なりきりの時、「そんな声出して喉大丈夫!?」なんてのも。

 

小休止を挟むとライブパート。全員スタンドアップトークパートで笑い疲れたけど、周りはすごい元気だった。DDWとスリワンはダンス、照明演出含めて凄くかっこいい。

去年の2ndライブの埼玉FinalのLVに行ったけど、コールはあんまり分からないし、もちろんでしゃばりたくもないのでずっとモニターとステージの方を見ていた。そこ、地蔵とか言うんじゃない。

そして、やっぱり目が足りない。

何より驚いたのは隣のオタクが振りコピオタクだった事だ。

お前、あんなに大人しそうだったのに……。

ファンミ恒例、投票による楽曲決め。ブレードを買ってないので投票権なんてなかった。でも、個人的にどれでもよかった。というか、楽曲がどれになるか分からないのにパッと歌って踊れるのは当たり前に見えるかもしれないが凄いなぁと思った。最後はLAYと勇君の全員合唱。全員合唱するとみんなで一つになれた気がした。あの演出は反則。

関係ないけどいつか、MUGEN ROADも全員合唱してぇ……。

 

ライブ終了。さてここからだ。そう、お見送りである。噂によると新年一般参賀らしいが……

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一般参賀でした。

 

めっちゃ手を振った。でも、それは皆同じ。レスもらえたどうか手を振るのに一所懸命過ぎて分からなかった。ゲート通過……

 

Uターンしてぇぇぇぇ!!!!もっかい!もっかいだけ!

 

後ろ髪ぃぃぃぃぃぃ!!!!!

 

 

 

……………駅に向かう道中こんなことを思った。また行きたい。だから頑張らなきゃいけない、と。

 

 

 

実は埼玉公演のLVの時、「LVでも充分楽しめるからいいや」なんてことを考えていた。

でもそれは半分正解で半分間違いだと思う。

確かに、現地参戦したくても例えば色んな事情でLVにせざるを得ない時だってある。現に今年の3rdライブは埼玉、大阪、福岡なので、現地参戦は難しそうだ。(どこも1人ではいけないし、後、予算的な都合とか)

それに、全公演のチケット1発で当たったなんて豪運の持ち主なんているはずもない。

間違って欲しくないのは、現地参戦は"絶対"ではないということである。

 

でも、現地に行けるチャンスはすべてのファンに、平等に存在する。

 

チケットエントリーする前に「どうせ当たらんわ…」なんて諦めないで欲しい。

 

自分の足が届くなら、予算に余裕があるなら、無理しない程度に頑張って参戦した方がいい。

 

現地参戦すると全てが変わる。そして、また行きたいって思うようになる。

 

自分が保証します。