さんくっすんBirthday in ZeppTokyo~僕が夢見たステキな世界はそこにあった〜
おはこんばんちわ。村真です。
去る2017年2月1日。東京はZeppTokyoにて「さんくっすんBIRTHDAY~レベル28」が開催された。自分にとってくっすんサポーター(楠田亜衣奈さんのファンの呼称であり以下、くすサポと略す)加入後初のイベントであった。これまでにリリイベには参加したことがあるが、http://ameblo.jp/murashin0522/entry-12170702576.html
リリイベの規模を越えるイベントは初めてだった。
そもそも、なぜ僕がくすサポに入ったかというと
「単純に楽しそうだったから」である。Twitterでフォローしている方(本垢)がくすサポで、その人達に影響されたからである。振り返ってみると、割と軽い気持ちだったと思う。そんな中参戦を決めたBDイベント。しかしまさか当たるとは思わず、当選した時は本当に嬉しかった。と同時に2016年の運を全部使い切ったなとも思った。しかし、自分には欠点があった。それは予備知識が0だったということだ。早速、アルバム「Next Brilliant Wave」をレンタル……したまでは良かったのだが、入れたことに満足してなんと聞かずに放置。しかも東京に行くための予算をギリギリまで絞り出すために「First Sweet Wave」のレンタルを見送り。(その結果、今でも自分のiPod touchの中にはNBWしか入っていない)
その結果、予備知識0の状態から予備知識"ほぼ"0にしか成長せずに当日を迎えてしまったのである。
そして2月1日……
高速バスで東京に移動。が、ここで事件発生。例によってりっぴーの時(過去記事参照)と同じく、朝ごはんが喉を通らない。
不安、緊張、興奮が入り混じった状態で飯が食えるかァー!!
しかし、それでも昼ごはんの一蘭のとんこつラーメンはなんとか食べ、ZeppTokyoに向かう。
そして、到着
早速、自分も列に着く。しばらく、待っていると後ろから中国語が………ってえっ!?
僕が聞いた声は確かに中国語だった。
(くすサポって多国籍だったんだ……。)
的なことを感じた。
そして僕は気づく。
「あれっ、もしかして自分が1番若い……?」
ということに……
自分の周りのくすサポがみんな大人で、熟練の戦士に見えた。
なんだこの場違い感……。
ちょっと、もどかしかった。
その後も寒空の下待ち続け、パーカーを買った。
そしてパーカーに着替え、会場の前で待つ。その際中、ある一団の会話を聞いていた。それを聞いた僕は
「まっ……全く、ついていけない……。(当たり前)」
と思った。しかし、自分が凄い所にいるという事実が僕を興奮させた。そして、入場列形成。
隣に大量のビッグカツを見る。
いざ、入場!!
あっ、この絵Twitterで見たことある!
否応なしにテンションが上がる。スマホの画面から見ていた景色がそこにはあった。座席を確認すると、割とど真ん中の好位置。
心拍数が上がる。
周りは皆、熟練のくすサポ。
自分なりの準備はしてきた。
光り物、応援したい心(ブレードと読む)ならある。
コール、見様見真似でなんとかなる。
「よし、こい!!」
ライブが始まる。だがその瞬間、僕は驚いた。
「想像していたのと違う!?」
僕はてっきり普通のライブをやるのかと思っていた。しかし、実際は予想の斜め上を越えた
バースデーエンターテインメントショーが始まった!!
ドラ〇エ風の世界観、ストーリーに合わせながら、歌、ダンス、そしてまさかの殺陣もあるというくっすん色の宝箱が次々と開けられていく。
その途中、ポーション(という名の水)が出てくる。
テロテロリン!!(ニュータイプのSE)
なんてヒヤヒヤしたが、杞憂に終わった。
(まぁ、その後言ってしまったのだが)
ライブパートではひたすら、がむしゃらだった。
コールを間違えた時のなんともいえない恥ずかしさたるや!
ブレードがないから手の動きでカバー!!
「ラブリージーニアス」では周りを見ながら手を振り、「ああ、神サマァーー!!」と叫ぶ!ギラつくブレードの光。オタクのコール。
僕が想像していたアイドル現場がそこにあった。
アンコール時には寸劇のキャストのトークも。
10年ぶりにタップダンスをしたのに3時間でカンを取り戻すくっすんはやはり非凡だなと感じ、僕にとって初対面のESORAのキャストさん(無知で申し訳ない)は賑やかな人達だった。特に、ファーストサマーウイカさんの名前を知った時、
「ああ、あの人が噂に聞くくすサポ筆頭の人か!」
と謎の感動を覚えた。
2ndライブの告知がされると、会場のボルテージは急上昇。僕はこのイベントが初めてのくっすん現場だったが、すぐに
「行きたい。」と思った。
そしてラストナンバーはその日発売されたアルバムからの新曲。実はアルバムは楽しみにとっておいてのだが、俄然欲しくなった。
ライブ終了。2時間とちょっと。あっという間だった。
その瞬間から僕はくっすん中毒に陥った。
帰りの夜行のバスの中で今日のことを振り返った。
今日のことを目に焼き付けようと思ったが、自分がただ必死に、ただひたすらに、ただがむしゃらに、応援したことが大きすぎてそれは叶わなかった。
あっという間すぎて自分は夢でも見ていたのだろうか?
そんなことも考えていた。
いい意味で頭の中があの瞬間、真っ白になっていたのかもしれない。
もし、一つだけ言えるとするなら、
僕はこれでやっと、くすサポLv.1になれた気がするのだ。
あの日、あの場にいた人全てに、
さんくっすん。
僕はこの日のことをきっと忘れないだろう。
当日、僕はこのコートの下に黒のライブ限定のパーカーを着て、ジーンズを履いていた。
……果たして、見たという人はいるのだろうか。