趣味戦線、今日も異常なし。

好きなことを好きと言える。そんな時代に僕ら飾らないで生きている。

沼落ちブログ〜オタク(♂)がLDHに沼った件〜

おはこんばんにちは。連日BOTの円盤を見ている筆者です。

 

最近、TLでは沼落ちブログなるものが流行っている。

 

出会いは千差満別である。オタクの数だけ沼落ちのきっかけがある。

 

自分も過去にライブレポを載せたことがあり、あれが沼落ちブログに当たるのだが、しかし自分の身の上についてはあまり語ったことがないし、男性で書いていた方があんまりいなかったのでせっかくなので書き記してみたいと思う。なんだか土佐日記の導入みたいになってしまった。

 

本題に入ろう。沼落ちのきっかけはずばり、

「ハイロー」だ。

と書けばまあ終わりなのだが、事情はちょいと違う。なぜなら、

「オタクであるにも関わらずEXILETRIBE、ひいてはLDHに対し何も偏見がなかった」のだ。

ハイローに関しては、「EXILETRIBEメンバーが出ているドラマ」ぐらいの認識だった。

 

ではこんなタイプのオタクが生まれたのか。

 

簡単に言うなら

「家族のおかげ」だ。家族のLDH受動喫煙を受けた結果、「EXILEに理解があるオタク」という矛盾してなくもない存在が生まれた。

特に、姉、従姉妹、叔母(母の姉)の存在が大きい。

 

姉は、高校卒業と共に一人暮らしを始めたが実家に帰ってくると決まって実家のテレビでライブのDVDを再生する。実家にはEXILEのグッズが沢山ある。EXILE、三代目、E-girlsのフラッグ、7〜8年前の月刊EXILEなどだ。ちなみにGENERATIONS、FANTASTICSBALLISTIK BOYZのフラッグを買うと、現行のEXILETRIBEグループ全てのフラッグが揃うことになる。

 

従姉妹の部屋にはなんとオカザイルのポスターがあった。

オカザイルのことは知っていたので、これにはとても驚いた。結婚式ではEXILE、三代目の曲を流した。最後に「Love,Dream&Happiness」を流し、もちろん姉は号泣。従姉妹の親にあたる、叔母は筋金入りの三代目のファンで、カレンダーはもちろん三代目。エプロンは「RAISE THE FLAG」のツアーアイテム、さらには「UNKNOWN METROPOLIS」のライブDVDを借りたこともある。

そんな3人が揃う日がある。年始のカニ鍋だ。我が家では年始にカニ鍋をつつく風習(今年はコロナで断念)があるのだが、そこで揃うと十中八九LDHの話になる。

とこんな感じに、そんな人達に囲まれていたら、自然と知識も身につくし、何より楽しそうに話しているので偏見の「へ」の字もつかないのも当たり前である。

もしかしたら、

LDHにハマったのが「必然」で、アニメにハマったのが「偶然」

なのかもしれない。

 

 

 

 

そんな自分が本格に好きになったのがやはり、

みんな大好き「HIGH&LOW」である。

ハイローの出現以降明らかに風向きが変わった。最初は半信半疑だった。 自分の中で有り得ないと思ったからだ。オタクに受けてると聞いても第二義的なやつ(ネタ的な意味合い)だと思っていたからだ。しかし違った。みんな絶賛しているのだ。気になって見てみたら、なるほど、これはハマる訳だ。めちゃくちゃ面白かった。僕もさらに好きになったし、本格的に沼にハマったと感じた。そして何より嬉しかった。みんな見る目が変わった。みんなEXILETRIBEが好きになった。

 

ありがとう、HIROさん。ハイローを作ってくれて。

 

そして、さらに沼にハマるきっかけを作ったのが

「BATTLE OF TOKYO」だ。

 

なんですかあれ、オタクの好きな物しか入っていないじゃないですか。ハイローは偶然オタクに見つかった感じだったのだが、今回は違う。対オタク特化型コンテンツだ。これが全てのオタクに見つかった日には全てひっくり返る。

 

 

 

 

こんな感じにつらつらと書いてきた訳だが、とどのつまりLDHと居ると退屈しない」

だからハマったのかもしれない。

 

そして、最後にこう伝えたい

 

「LOVE DREAM HAPPINESSはCERO:Aである。」と。

 

 

ラブライブっぽいEXILETRIBEの曲

f:id:MS_6450:20210509203723j:image

 

おはこんばんにちは。BOTラブライブ声優参加しないかな、と考えている筆者でございます。

 

昨日のシブヤノオトのLiella!とØMIさんの共演、非常に面白かったですね。

 

やっぱ、複数のコンテンツにハマっているとこういうこと

があるので好きな物同士が共演すると無限に面白いです。

 

自分はハイローでハマった、ということではなく姉や従姉、叔母がEXILETRIBEのファンなのでそういう人達に囲まれて育ち、そしてラブライブが好きになったという特異なオタクです。

 

さて、話は戻しますがこの両者の共演、

 

多くないですか?

 

歌番組以外に

 

伊波杏樹さん(Aqours)はミュージカルで松本利夫さんと共演

小宮有紗さん(Aqours)はドラマでNAOTOさんと共演

高槻かなこさん(Aqours)はNESMITHさんと知り合いで雑誌の企画で共演し、高槻さんのユニット活動(BlooDye)のレーベルがLDH Records

pile(μ's)さんと藤井夏恋さんが友達

などなど。

 

面白いぐらい繋がりがあるので凄く面白いし、こんなピンポイントで関わりがあるのでキャスティング担当、フォロワーか?って思います。

 

ラブライブとEXILETRIBE。この両者、似ていると個人的に思います。

 

ラブライブはタイトルにある通り「LOVE」はもちろんの事、DREAMもHAPPINESSもある。そもそもラブライブ作品自体単なるアイドルアニメ、という訳ではなく仲間と共に夢に向かって突き進むというEXILETRIBEでも重要な視点が含まれているので、この両者の性質は近しいものがある!と信じてやまないです。

 

なら、曲もそうなのかと、聞かれたら

はい

と答えます。

 

そこで今回はラブライブっぽいEXILETRIBEの曲について紹介したいと思います。

 

ただし、今回ハイローの曲はありません。なぜなら、「ラブライブは実質ハイロー」なのは周知の事実ですし、そもそもハイローからEXILETRIBE知ったラブライバーはハイロー以外の曲あんまり知らないのでは?と思ったからです。特にハイロー以降にデビューしたFANTASTICSBALLISTIK BOYZの2グループは尚更そうなのではと感じたからです。

とはいってもEXILETRIBE曲数自体半端ない数があるので今回紹介する曲はごく一部になります。予めご了承ください。

 

それではどうぞ!

【PARADOX/EXILE

最新曲が早速エントリー。歌詞に「0→1をmakin'」って入っているので、"そう"じゃんと思った(ラブライブ!サンシャイン!!で重要なテーマ)

 

時の描片〜トキノカケラ〜/EXILE

7人時代こと第2章の曲。前に進み続ける力を感じさせる1曲

 

Someday/EXILE

14人体制1発目の曲。この曲が「似ているのでは!?」と思わせるきっかけとなった曲

 

【Generation/EXILE

Sは付きません。この曲の最たる要素が「EXILETRIBEグループが代々継承し、歌い続けてきた」ということでしょう。まさに、「EXILETRIBE版 SUNNY DAY SONG

 

【Go my way/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE

初期の名曲、ちなみにこの頃の三代目のビジュアルは今と全然違うので一見の価値あり。

【R.Y.U.S.E.I./三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE

言わずと知れたランニングマン。ちなみにラブライブにもランニングマンをする楽曲があります。ELLYさんの功績は計り知れない。

【to the STAGE/GENERATIONS from EXILE TRIBE

彼らの冠番組、「GENERATIONS高校TV」のテーマソングだった曲。これでだいぶ知名度が上がったのではないでしょうか

【DREAMERS/GENERATIONS from EXILE TRIBE

20枚目の記念すべきシングル。"ドリーマー"という単語、ラブライバーはめちゃくちゃ馴染みありますよね。

【EXPerience Greatness/GENERATIONS from EXILE TRIBE

↑の次に出たシングル。大文字になっているE X P Gは通っていたダンススクールの名前。

【ヒラヒラ/GENERATIONS from EXILE TRIBE

発表された当時、「アニソンみたい」と言われた曲。それもそのはず実はアイカツの曲とかを手がけた方が曲を作っています。

 

【BREAKING THE ICE/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

"悔しさなんか、噛み砕け" ICE BOXとのタイアップ曲。今年も森永製菓とランペはズブズブそうで何よりです。

【Dream on/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

ラスサビ前のラップがイカす曲。曲名が似ている曲があるのですが、こっちをチョイスしました。

 

【Flying Fish/FANTASTICS from EXILE TRIBE

歌詞に"青春"が入った2枚目のシングル。FANTASTICSはEXILETRIBE特有のオラオラ感を薄めて、ポップ感にステ振りしたグループなので他のグループ以上にそう感じることが多いです。後、ファンタも9人組なので🌻

 

【Every moment/FANTASTICS from EXILE TRIBE

高校野球地方予選のテーマソングの曲。2番の"若さを武器にした勇者"という歌詞が好きです。

【Overflow/FANTASTICS from EXILE TRIBE

聞いた瞬間、「優木せつ菜のイメソンか!?」ってなった曲。

【STOP FOR NOTHING/FANTASTICS from EXILE TRIBE

5月19日発売の新曲。既に配信始まっております。

 

【テンハネ-1000%-/BALLISTIK BOYZfrom EXILE TRIBE

デビューEPの1枚目の曲。"プレッシャー跳ね除け Touch the sky"という歌詞がμ's以降のラブライブに通じるような気がします。

 

WAY TO THE GLORY/Jr.EXILE

ラブライブってどんなコンテンツ?って聞かれたらWTTGの歌詞みたいなコンテンツって答えると思います。それぐらいの曲。余談ですが、Aqours以降のラブライブ声優陣はJr.EXILE世代とほぼほぼ同い年です。

 

 

前述の通り、これはほんの一部です。もっと掘り進めていけばもっと沢山のぽい曲が見つかるでしょう。リンクも貼りたかったのですが、面倒臭くなってしまい、貼っていません。誠に申し訳ございませんが気になった場合はご自身で検索の方をお願い致します。

 

 

この記事で両者のどちらかが気になる人が出てきますように!

 

非ダンサーが見たD.LEAGUE〜前半戦を終えて〜

f:id:MS_6450:20210322221322j:image

おはこんばんにちは。筆者です。

 

世界初のダンスリーグ、D.LEAGUEの開幕からレギュラーシーズン12試合のうち半分の6試合が終わった。これまで自分は各ラウンド事に記事を書いていたが、どうしても毎回更新しようとなると内容が薄っぺらくなってしまうので、今回はシーズンの折り返しということで前半の総括を個人的に記して行きたいと思う。

 

   そもそも、非ダンサーである自分がD.LEAGUEを観戦しようと思ったのか、このブログを読んでいただければ分かると思うが、LDHアーティストが好きというのは大きなきっかけにある。また、ダンスが義務教育になる前に自分は義務教育課程を修了していたが、中学、高校の時に体育祭でダンスによる応援合戦を経験している。そのため、ダンスを習っていなくともこれまでの人生で接点は沢山あった。ただ、専門的な知識とかは全くないので素人であることには変わりはないのだが。

   では、実際に試合を観戦しての率直な感想だが、正直

とても楽しい。

そもそも、年間で9チーム×12回分のショーケースを見ることができる(しかもほぼ無料)のは単純に興奮する。12回もショーケースを作るのだから、絶対途中で飽きてしまうのではという懸念があったのだが、毎回毎回手を替え品を替え、我々を楽しませているディレクターおよびDリーガーの手腕にはいつも感銘を受けている。さらに、Dリーガー自身の成長も感じ取ることができる。Dリーガーの殆どは10代から20代の若い世代が多いが、筆者は彼らは既に完成されたダンサーであると思っていた。しかし、Roundを経る度にスコアが右肩上がりをしているのを見ていると彼ら自身が成長しているということが分かってくる。どのチームもパフォーマンスを見る度に「これは勝ったでしょう」とさえ思えてくるのだ。

     しかし、観戦しているとどうしても「差が分からない」と感じてしまう。これは自分が素人でもあるので仕方がないのだが、全てのチームのパフォーマンスが同じクオリティであると感じているのでどこで差がついているのかが分からないのだ。これと同じ現象をフィギュアスケートでも感じたことがある。野球やサッカーのように点数を稼ぐスポーツではないので、優劣がどこでついているのかが素人目には分かりづらいという問題がある。これについては副音声やアフタートーク等で解説や実況をつけて欲しいと思った。後は、SPダンサーのスペシャル感が伝わってこないなと思った。ただ、こればかりはチームバランスや日程の都合もあるので難しい面もあるので仕方ないかもしれない。

 

 

D.LEAGUEはダンスのきっかけになり得るか

 

ダンスを知っている人や実際にダンサーである人と、そうでない人との間でダンスに関する認識で大きな差がある、と個人的に考えている。前述の通り自分はダンサーでは無いもののこのようにD.LEAGUEを楽しんでいる。ではそうでない人、つまりは今までの人生でダンスと接点が無かった人達を振り向かせるにはどうするか。ポイントはやはりD.LEAGUE以外での活躍の場だろう。今現在、他のスポーツのハーフタイムショーなどで出演しているが、もっと

色んなメディアに出て知名度をあげることが大切だろう。

後は、ダンスのハードルを下げるということも重要ではないだろうか。シーズンオフにワークショップやレッスンを実施したりすることでダンスに触れ合える機会を増やしていくことで、ダンスひいては踊ることに対する抵抗を無くしていくことも必要になってくる。

  

 

 

Round.7からは後半戦となりJUDGEも4人から8人になる。世界初のプロダンスリーグの最初のシーズンがどのような展開を迎えるか、注目していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

D.LEAGUE ROUND3〜まさかの金曜開催〜

f:id:MS_6450:20210210214230j:image

おはこんばんにちは、筆者です。

 

これまで隔週日曜日に開催していたD.LEAGUE。しかし、今回はまさかの金曜日。ずっと日曜日にやっていたのでよもやよもやだった。次のround4も火曜日なので(準備期間がこれまでより短い!)頑張って平日でも観戦できるようになりたい。

 

さて、ゲームについてだがRound.1,2では上位のラインとして60点以上(オーディエンスポイントなし)がある程度の目安だったが、これを全チーム突破してきた。1位から9位までの点差が10点未満という大混戦。第3戦となれば上位にくるチームが固定になりそうなものだが、そうはならないのがダンスの面白さなのだろうか。もしこの勢いが持続するなら、どのチームが優勝するか分からなくなってくる。

 

 

Round.3からはアイテムを使うチームが増えた。ステッキを使ったCyberagent Legit、バスケットボールを使って楽曲も衣装もそれをモチーフにしたKOSÉ 8ROCKS、鏡をテーマにした(ここが重複してしまったのが惜しかった!)avexROYALBRATS、FULLCAST RAISERZ。しかし、ただアイテムを使えばいい、という訳でなくそれをどうパフォーマンス、テーマに絡ませるかが重要であると感じた。その点においてround3を制したROYALBRATSは頭ひとつ抜きん出てたように思われる。また、他のチームもRound.1,2を経て新しいスタイルで魅せてきて、毎Round最高を更新してくる。

 

そして、パフォーマンス後のインタビューで言及があったSPダンサー。シーズン中3人まで投入できるまさに切り札のような存在だが、任意ではあるのでどのチームも匂わせ程度に言及していた。しかし、チームバランスが崩れるという懸念もあるので各チーム積極的という感じではなかった。ただ、ディレクター自身がSPダンサーとして出場するのは全然アリだと思った。とはいえ、SPダンサーで誰かが参戦したら多分テンションがめちゃくちゃ上がるし、話題にもなるので難しいところではある。

 

 

3戦目にして早くも混戦模様となってきたD.LEAGUE。果たしてどのチームが優勝するのか、非常に楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.ちなみに個人的な加点基準だが100あるポイントを11ずつで割って最後の1を最も良かったチームに入れて、ジャッジポイントもそのチームに入れてます。

 

ヒトチームダケナンテエラベナイヨー!

 

 

D.LEAGUE ROUND2 〜ダンスって奥が深い!〜

f:id:MS_6450:20210124194350j:image

おはこんばんにちは。iPhone12に機種変した筆者です。

 

開幕戦を終え、各チームのコンセプトが分かってきた状態で迎えたROUND2。2週間という猶予を得てパフォーマンスをどう変えてきたか。

 

 

前回のブログで、「12回のショーケースを作る為のディレクターとダンサーの引き出しの多さが重要になる」と言及したが、今回のROUND2で早くも変化が見れた。

 

それがストーリー性だ。

 

チームのパフォーマンスの方針に加えてストーリーを持たせることで、オーディエンスを飽きさせないパフォーマンスを作り出している。バーレスクだったりギャングの抗争だったり和風のテイストとコンセプトは様々だ。もちろん、それに合わせて衣装も変わってくる。こうすることで前回とはまた変わった印象を持つようになる。

 

さらに、特に印象的だったのが小道具だ。前回アイテムを使ってきたのはBENEFITONE MONOLIZだけだったが、今回は複数のチームが導入してきた。その中でも椅子はアイテムを使ったチーム全てに見られたが、椅子の使い方ひとつにとってもチームごとにバラバラで椅子だけでもこんなに変わるのか!と思った。自分自身これまでの人生でダンスを習ったことは無いが、ダンスって奥が深いと改めて感じた。チームのパフォーマンスの軸がある程度定まっている中、1回目と雰囲気をガラッと変えてきて、個人的には1回目より楽しめた。

 

ダンスというより表現の世界全体に言えることだが、表現は無限の方法がある。様々な要素を組み合わせることで、違う世界を見ることが出来る。そして今回その片鱗を垣間見た。ダンスの魅力を改めて知ると共に、ダンスに関する知識を身につけていきたいと思った。

 

 

D.LEAGUE ROUND1〜これはダンスの異種格闘技戦である〜

f:id:MS_6450:20210114193015j:image

おはこんばんにちは。筆者です。

 

2021年1月10日、世界初のダンスのプロリーグD.LEAGUEが開幕した。

 

今回はオンラインでの開催ではあった(それでも大満足!)がその中でもダンサーの熱意が画面越しからでも伝わってきた。会場に赴いたら、めちゃくちゃに盛り上がると思うので早く行きたい!と思った。

 

♢以下チームの印象♢

 

Cyberagent Legit

POP、LOCKを主体としながらワンポイントでBreak'nを踊るメンバーもいるFreestyle色が強いチーム。前半はPOP主体だったが後半からLOCKに切り替わる緩急、Break'nのパートも見事。単純に複数のジャンルを踊れるのは強いと思った。

 

・KOSÉ8ROCKS

シンプル・イズ・ベスト、全員がbboy、bgirlで構成されたチーム。完成度の高いルーティンやアクロバットなどBreak'nが得意とするムーブで魅せた。他のチームが1箇所に集まって踊るのに対し、こちらはステージ広く使って所狭しとパフォーマンスしているのが印象的だった。

 

USEN-NEXT I'moon

一糸乱れぬとはまさにこの事。スピーディな振り付けながら、ぴったり合わせられるダンサーのスキルの高さが伺える。ダンサーの身長も差がなく、綺麗にすらっと見えた。女性ならではの柔らかさもありながら、力強さも何処かに感じられた。

 

Benefitone MONOLIZ

こちらも女性ダンサー主体だが、I'moonとはまた違った魅力を持ったチーム。扇子を使ったパフォーマンスは成程と思った。アイテムの使用はどのチームでも増えるかもしれない。実は1人だけ男性ダンサーが所属しているが、それがどうパフォーマンスに変化をもたらすか注目したい。

 

・SEGASAMMY LUX

HIPHOP色が強いチーム。今回は「近未来のロボット」をコンセプトとし、ロボットのような機械的動きをベースにHIPHOPのステップを組み合わせたパフォーマンスだったが、そのどちらもカチっとハマっていた。若手が多いチームながら圧倒的スター性を感じた。

 

KADOKAWADREAMS

SEGASAMMYと同じHIPHOP主体のチームだがスタイル性が強いチーム。実績はまだ少ないが一線級のダンサーに負けず劣らずのスキルを持ったダイヤの原石が揃っている。各ラウンド事にスタイルを変えてくることがアナウンスされている。変幻自在なパフォーマンスが楽しみ。

 

SEPTENIRAPTURES

Cyberagentとスタイルが近いがこちらはHOUSEを主軸どしたチーム。ジャンルにとらわれない個性のあるスタイルはスキルの高さは勿論のこと、ノリの良いグルーヴを感じさせる。総じて器用万能な印象が強いハイセンスなチーム性を感じた。

 

avexROYALBRATS

日本が誇るコレオグラファーRIEHATAが率いるチーム。メンバーもその門下生で構成されており、結束力は随一。どのチームにもない独自性のあるSWAGスタイルはオーディエンスポイントトップを記録した。強さと自由さ、そして踊る事の楽しさを感じた。

 

・FULLCAST RAISERS

パワフル且つアグレッシヴさが武器のKRUMPが主体のチーム。1人でも強いが集団でのKRUMPは圧巻の一言。鍛え上げた肉体と統率の高いパフォーマンスが魅力。Break'nを得意とするメンバーがいるため、その総和性がどうなるか楽しみだ。

 

全9チーム、武器も個性も違うダンスが競い合うまさに異種格闘技戦である。パフォーマンスの制限時間が2分ちょっとなのが本当に惜しい!しかし単純にあと11回これが見られるのは楽しみでもある。

 

D.LEAGUEひいてはエンターテインメント最大の敵はなんだろうか。

 

自分が思うに最大の敵は「飽き」だろうと考えている。

 

この世界には1つのライブに複数回参戦出来る鉄人、狂人がいる。が、それはほんのごく一部である。前述の通り今後11回のパフォーマンスが見れるが、この熱量が最後まで続くかどうかが最大の壁であると思っている。ここがスポーツとは違う所だろう。「同じ試合は二度とない」という言葉を1回は耳にしたことがあるがダンスは割とそれが有り得てしまう。チームのコンセプトがある程度定まっている状態で11回観客を飽きさせないパフォーマンスをするかどうか、ディレクターとダンサーの引き出しの多さが重要になってくる。

そして、カギになるのが所属ダンサーの数になる。D.LEAGUEのパフォーマンスはレギュラーダンサー8人+SPダンサー1人によって行われる。しかしチームによっては8人ジャストしかいないところもあれば10人以上在籍するチームもいる。このメンバーの差が今後どう影響を及ぼすのか、注目していきたい。

 

 

D.LEAGUE元年となった2021年。そこから約半年間どんなパフォーマンスを見れるのか、微力ながら応援していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.これからは日曜日か月曜日に更新できるように頑張りたいです。(出来るだけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D.LEAGUEが楽しみすぎる〜ダンスの無限の可能性〜

f:id:MS_6450:20200902214204j:image

 

おはこんばんにちは。筆者です。

 

2020年8月12日、ダンスのプロリーグD.LEAGUEの開幕が決定した。日本発で世界初のダンスのプロリーグである。

 

これまでダンサーのキャリアプランとしてグループに所属してメジャーデビュー以外だと、アーティストのバックダンサー、コレオグラファー、あるいはスタジオのインストラクターなどだった。しかし、Dリーグの発足により「Dリーガー」所謂、プロダンサーという職業が生まれることになる。さらに、2024年パリオリンピックでは新競技で「ブレイクダンス」参入が決まっている。今後、ダンスに対する注目は益々高まってくるだろう。

 

ダンスは他のスポーツと異なる点が2つある。1つは「男女平等に同じフィールドで戦う」という所だ。

例えば野球、サッカー、バスケットボールといった競技で男だけのチーム、女だけのチームで対戦した時、どうしても男側が優勢になってしまう。テクニックやチームワークが高レベルであってもパワーや高さで勝ってしまうからである。しかし、ダンスはどうか。

ダンスは男には男の、女には女の強みがある。具体的に言うならば男は力強さや豪快さ、女はしなやかさや繊細さ、などが挙げられる。そのような個性や身体の強みを組み合わせてダンスは作られる。実際にDリーグのチームは男女混成のところが多い。

 

もう1つは「色が分かりやすい」という点だ。一口にダンスといってもHIPHOP、BREAK'N、POPPIN、JAZZなどなど沢山のジャンルがある。Dリーグのレギュレーションに則ってどうパフォーマンスするかはチームに委ねられていて、ディレクターを中心にパフォーマンスを組み立てていく。つまり、どの分野に特化しているのか、あるいはチームの武器は何かが他のスポーツ以上に分かりやすくなってくる。ダンス1番の魅力は自由に表現ができる事だ。8チームがあれば8通りのパフォーマンスを見ることが出来る。この自由度の高さがダンスの強みだろう。

 

ダンスの総競技人口は野球や、サッカーに匹敵するものだと言われている。現に学校教育でもダンスが取り入れられている。世間的に見てもダンスの人気はまだまだだ。しかし、来年度からのDリーグの開幕はダンス界にとって大きな起爆剤になるだろう。キッズダンサーにとっては「Dリーガー」という新しい目標が生まれ、ダンサーの未来が広がった。近い将来、なりたい職業ランキングで「ダンサー」がランクインするかもしれない。

 

Dリーグでダンスの"にわかファン"が増えることを切に願っている。